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グランドフィナーレ/梯子乗り
  300年の伝統 全国にその名を轟かす「有馬火消し」の梯子乗り





寛文8年(1668年)四月、三代藩主 頼利が芝僧正寺の火の御番を仰せ付けられて以来、文久年間(1860年代)までおよそ200年間、代々その職に任じ られ、またその活動の功績が多かったとして幕府よりしばしば表彰され たという久留米有馬藩。

領内久留米における消防施策も熱心になり、武家火消しの他に、所定の町人を以って組織する町火消しが 生まれ水火消防に従事するなど、有名な久留米消防の誇りとする「有馬火消し」が生まれることになった所以といわれている。

現在、久留米市消防団はポンプ操法で日本一を獲得するなど、「有馬火消し」の名に恥じない活発な活動を続け、単なるショー演技ではない現役の消防団員による「梯子乗り」演技を続けている。

一昨年夜の明治通りに初めて登場し、観客を圧倒した梯子乗り演技を今年は全消防団員の協力の下、通りの全域で三チーム一斉に行った。

久留米の誇りとも云うべきこの夜の梯子乗り演技、ぜひ一度ご覧ください。


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