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main street 水の祭典本祭

 パワーストリート power street

pre-event

PARADE
○期日  8月4日 13:00〜17:00

「半世紀もの時を刻む明治通りお祭り広場」

俗に「飽きヤスの好きヤス」と称される久留米人の気風の中で、この祭りが40年以上も生きながらえてきたのは、当初から子ども達に祭りを残そうと云う歴代の実行委員会の意気込みと、久留米市最大の目抜き通りである「明治通り」を1年に1度の歩行者天国として開放し、昼・夜と続く巨大な市民祭事の場所として確保できているからに他ならない。

昭和49年に関係各所と警察当局の英断で始まったこの「明治通り」の開放は、それまでは続かなかった「久留米市民の祭り」という存在をクローズアップさせ、その永い歴史を育んできた。

以下に、この歩行者天国が始まった経緯を記す一節がある。

○「どうせやるなら 伸び伸びとな」 ━警察署長の粋な計らい━ 明治通りのど真ん中を堂々とこども神輿を走らせたいと思ったうちの一人、鶴田松男が、祭典実行委員会会長に推された。市政くるめ683号「くるめの顔」欄に、歩行者天国となった経緯が述べられている。

(以下引用)
「49年にくるめ水の祭典実行委員長に推されたが、これも地域への恩返しと思い引き受けた。ところが、明治通りの緩速道を細々と走るこども神輿。かわいそうで見られたモノじゃない。どうせやるなら、ど真ん中を堂々と走らせてやりたい。当たって砕けろという気持ちで、当時の伊藤久留米警察署長に明治通り開放を相談した。国道の開放だからいい返事はすぐにゃ返ってこないだろうが・・・

が、伊藤署長は「鶴田さん。道路を歩行者に取り戻しまっしょ。クルマが威張っとる明治通りで酒盛りがやれりゃ、こりゃ最高ですばい」と、快諾。実に粋な署長さんじゃった。その夏から「明治通り歩行者天国」を舞台に子どもからご婦人、年寄りまでみんなが参加できるガメ煮的な祭りが実現した。・・・後略・・

水の祭典の大骨格「明治通り歩行者天国」はその規模と時間で、全国に類のない素晴らしい環境を市民に提供している。まさに英断と呼ぶに相応しい決定だったといえよう。

またそれから40数年、悪化する交通事情の中、まさに縁の下の力持ちとなりご協力いただいている警察をはじめ関係各団体の惜しみない協力は感謝に耐えない。

全長1km以上のこの舞台が今年もあなたの参加を待っている!


▼今年のパワーストリート出演チーム

※ 今年の出演チームは、しばらくお待ちください。