■ 開催御礼
久留米の真夏を祝祭色に彩る「水の祭典久留米まつり」は、おかげを持ちましてすべての催事を盛大に無事に終えることが出来ました。
これもひとえに酷暑の中で参加いただいた二万五千人余の市民の皆さまの熱い思いと、それを暖かく応援して下さった多くの市民や企業のご協賛の賜物であり、強力なご支援ご指導を頂いた久留米警察署や自衛隊を始め、各団体の方々の理解ある協力によるものと、心より御礼申し上げます。
7月22日、六角堂広場での「子ども太鼓フェスティバル」で幕を開けた今年の市民祭・水の祭典は、8月3日の「はっぴい広場」(西鉄東口)と「水の祭典前夜祭」(六角堂広場)で、台風余波の局地的な雨の中にも関わらず、多くの観客を集めて予定のプログラムが行われました。
8月4日、明治通りを歩行者天国にしての本祭は、マーチングバンド、子ども神輿、田主丸の伝統行事の「虫追い」や、城島町の「大獅子」、あるいは「五十騎槍武者行列」や「有馬火消し行列」など、次々と姿を現すパレード。交差点や六ツ門南、六角堂広場等で繰り広げられたパフォーマンス。それは久留米の文化の多彩で豊かな創造性を表現するページェントでもありました。そして筑後川流域から参集した19団体の太鼓チームが熱演した「太鼓響演会」。
真夏の太陽が西に傾き始めた頃、久留米絣の機織り唄をモチーフとした「そろばん総踊り」では81の踊り連によって明治通りが埋め尽くされ、一万人の市民のパワーで熱く熱く燃えることが出来ました。そして本祭ファイナルは、伝統の有馬火消しの三本の梯子乗りの妙技が披露され、最後のシーンは踊りコースの中央に、筑後川をイメージさせる長い水幕の帯が、様々に変化する照明によって幻想的なフィナーレを飾ってくれました。
「水の祭典久留米まつり」は、明治通りをステージにした一年に一度だけの市民のハレ舞台です!ふるさと久留米に生きる喜びを実感させてくれる大切な「市民のまつり」。
この祭典がさらに成熟したまつりへと年輪を重ねて参りますよう、より一層の努力をしてゆく所存でございますので、これからのご支援ご協力をお願い申しあげます。
くるめ水の祭典振興会 会長 前川 博
Produced by;KURUME MIZU no SAITEN GAMADAS.npo.
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